2009
ゴージャス宝田先生 インタビュー
522 ero


ああ〜本当にお待たせいたしました。同人誌作業に集中するために公開を遅らせていた「ゴージャス宝田先生」のインタビューをようやくお届けいたします。

ただ、本当に申し訳ありませんが、今回公開できる範囲は全体の4分の1程度で、主にネットで受け付けた質問の部分だけを抜粋して公開いたします

質問は本当に多くの方からメッセージを頂き、全部ではありませんが、それを直接宝田先生にお聞きするという形で行い、今回はそれを何とか1つの記事にまとめてみました。



■インタビューは徹夜明け!

インタビューを行った時期は、事前に打ち合わせをして、ちょうど原稿を上げたあとの少し余裕がある時期。ということで6月の後半を予定していました。しかし、少し原稿が遅れ、なんとインタビュー当日は、新刊「ププププリンセス」「そんっなに妊娠させたいの?」の最後の原稿を仕上げたあとの徹夜あけという、なんとも申し訳ない状態の時に新宿に来ていただきました(^_^;

すると、先生が着くやいなや、ヒット出版の担当編集者の人も何故かお出迎え(笑)
なんと、新宿で直接原稿を担当さんに渡すというコンボ! いや〜貴重な瞬間を見せていただきました。

徹夜明けで疲れているはずなのに、もの凄くテンションの高い宝田先生と一緒に、インタビューをする、新宿の貸し会議室へ移動し、さっそくインタビュー開始です!!

ゲストプロフィール
ゴージャス宝田

2001年、同人誌の短編集(おりこうぱんつ:FOX出版)を集めた単行本を発売。2002年『コミックヒメクリ1月号』(FOX出版)で、商業デビュー。2007年、伝説となる単行本「キャノン先生トばしすぎ」(オークス)を発売。エロを越えた感動的なストーリーで、分散しがちなエロ読者の心を一気にわしづかみにした。
鬼畜から純愛までを巧みに、繊細に、そしてダイナミックに描く!

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2009
少女キャラクターから見る、ゴージャス宝田の作品論
68 ero
ども、稀見理都です。

本当にお待たせして申し訳ありませんでした。ようやく明日(もしくは明後日)に「ゴージャス宝田先生 インタビュー」を掲載できる準備が整いました。

同人誌の製作を優先したので、ブログの方が、まっ、いつも事ですが疎かになってしまい申し訳なかったです。(^_^;

と言う訳で「前夜祭」というわけではありませんが、インタビューを前に恒例のちょっとしたゴージャス宝田先生のコラムを書こうと思います。

【関連】
「ゴージャス宝田先生」インタビュー


■「キャノン先生トばしすぎ!」はいろんな意味ですばらしい!


伝説のエロマンガ! 「キャノン先生トばしすぎ」


2年前に全エロマンガファンが泣いた、感動作にして、変態エロマンガという名作「キャノン先生トばしすぎ!」。個人的には、「キャンとば(略)」はエロマンガ界において、キャノン以前、キャノン後と歴史を分けるほどの(まさにエロ紀元AC、BCと言ってもいいでしょう)作品だと思っている。

何度も言いうが、エロマンガは100人100エロの世界。他人が抜けたから自分も抜けるという保証が限りなくない世界。そんな世界で、誰もがこの作品がすばらしい!と納得させられたのが「キャンとば」であった!

いや、確かにみんなが抜けるか!?という点においてはそれは確かではない。しかし、抜けてなんぼ!というエロマンガの価値基準が大部分を占める世界において、感動、喜びが、抜き至上主義より勝った!という出来事は、ある意味エロマンガ界に新しい価値基準を提示し、そして読者がそれを支持した結果であろう。

それはエロマンガではなくて普通のマンガとして認められたて事?

いやいやそうではない、エロマンガでなければ「キャンとば」は成立していない。エロがあって、抜き要素があるからこそ、この話が成立しているところが「奇跡の名作」なのだ!!

エロマンガ界における「パラダイムシフト」を起こした作品として、歴史に刻まれるすばらしい作品だと、個人的にはお勧めしたい!!

ただ、こういう感じに「キャンとば」はすでにいろいろなところで語られてきた。エロマンガ家の熱い情熱、挫折、苦悩、喜びを見事に描ききった「えろまんが道」としての評論。(先生自体は、この「えろまんが道」という表現は、そんなたいそうなものじゃないと非常に嫌がってはいたが…(^_^;)

また、キャノン先生の変態ぶりが、ぶっ飛んでいる事に対する、エロの表現論など、本当にいろんな切り口があるマンガであるが、今回はちょっと変化球の、ゴージャス先生のキャラクターへの考え方と、そこから描き出されるキャラ自体の容姿を中心に簡単に語ってみようと思う。


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2009
エロ同人、編集中!!
21 ero
ども、稀見理都です。

現在、夏コミで販売予定の「エロマンガノゲンバ」を天元突破の勢いで編集中です(^_^;

「エロマンガノゲンバ」表紙!!!


表紙も完成しています。某N○Kの番組からクレームが来そうで脅えながらの編集です。ただ、迷ったのは「18禁」指定。この本って、エロマンガを扱った同人誌ではあるけど、果たして18禁なの?? という部分。 確かに、エロい挿絵はたくさんありますが、決して「性欲を興奮させ又は刺激するもの」という、某法案の改正案のような意図はない。

あくまで資料であり、引用物の範囲。

でも、18歳以下の人間がこれを積極的に読む理由もないような気はするので、まあ大人の同人誌!!ということで結局「18禁」にはしました(笑)

■ボリュームありすぎ!

「エロマンガノゲンバ」は当初80Pぐらいの同人誌のつもりで企画をしていたんですが、改めてページを割ってみたら、なんと200Pを超えそうな勢い(^_^;
なので、やりたい事を全部詰めるのではなく、凝縮させる感じでそれでも結局は146Pという厚さになってしまいました。

お願いしようと思っている印刷屋さんの本の厚さの計算から、厚さを計算してみたら、なんと1cmもありますよ!ヽ(*°ω°)ノ

それってどのくらい? と自分の持っている本を探してみたら「30歳の保健体育」とほぼ同じサイズ(笑)大きさもA5なので、まさにこのぐらいの同人誌になるという事です。

この本と同じ大きさ!!


ただ、いろいろトラブルも多かったです。これは自分のミスなんですが、今まであまり自分で印刷屋に発注した経験がなかったので基本的なことがいろいろわかってなかったです(^_^;

まず、ページ数は8の倍数じゃないといけない!と思ってましたが、実は値段は変わらないんですが、偶数であれば対応していただけるということ。

急遽4Pの新しい原稿が入ったので、ページ数を増やさないと!と思って、140Pから148Pに変更したんですが、増えたのは4Pだけだったので、自分で何とか残りの4Pを埋めないと!と、原稿を書き足したんですが、それでも2P余ってしまってどうしよう〜と、悩んでいたんですが、8倍数じゃなくてもいいよと教えてもらい、すぐに解決…(笑)

で、最終的に146ページになりました。

あと、ノンブル問題。ノンブルの指定って各印刷屋でも違うらしいんですが、今回頼む予定のところは、基本ノンブルは絶対!と言うところだったんです。

いままで、そういう「絶対」という縛りのない、ゆるい環境で育った「オフセットゆとり世代」の私にとって、ちょー焦りました(^_^;

だって、レイアウト的にノンブルを入れたくないページがあって、今更イレギュラーな場所に数字を打ちたくなかったのよね〜 たとえば下のページ。

章のタイトルページ。ここにはノンブルは入れたくない!


これは私の勝手な美学なので、そんなのしらねぇ!!という印刷屋さんのお叱りを覚悟で電話して聞いてみたら、そんなに多くなければいいですよ〜〜という、神様のお言葉!!(≧▽≦)
そのかわり、トンボの外にでも大きく数字を入れてください、って。いや〜印刷されなければそれこそ、300ポイントでも数字を打ちますよ〜

■同人誌オリジナル企画!

「エロマンガノゲンバ」では、ブログでは行っていない新しい企画も目白押し!
その一つとして「エロマンガができるまで」という、作家さんの創作の過程を探る特集。

他の作家さんも必見!新しい時代のマンガ制作環境!


この手の企画は実は昔からされては来てるけど、特にデジタル時代になってからはすぐに過去の資料になってしまう、実は怖い企画でもあります。だから、役に立てると言うよりは個人的には、歴史的資料に近いのかな?(^_^;

この企画はいろんな人に取材して、その違いや、用途の説明などを載せるとより効果的かもしれない。
できれば今後も連載していきたいな〜

というわけで、ほんとそのまま出版社に持ち込めるぐらいのクオリティーで作ってますので、期待していてくださいね〜(^-^)/

2009
ゴージャス宝田先生のインタビュー記事遅れてすいません
5 ero
ども、稀見理都です。

更新がなかなか出来なくて本当にすいません。いろんな意味でかなり追い込まれているんですが、そんなのは言い訳にはなりませんね(^_^;

正式な告知はまたいずれ行いますが、現在「夏コミ」の原稿に追われています。自分の中では今までブログである程度まとめたインタビューなどを、改めて本にするという事だったのでそんなに大変ではないだろう、予想していたんですが、なんと予想に反し、148Pの厚さ1cmもある本になってしまいそうです(^_^;

ようするに、ブログで伝えた記事は氷山の一角で、改めて全てをまとめてみたら膨大な量になってしまい、これは本気で編集しないと間に合わない!となって、今になって慌てているわけです。

もちろん、同人誌用に新たに加えた企画も多く、80Pぐらいの予定がほぼ倍です。でも金額を上げるわけにはいかないので、もう赤字覚悟で作り通します(^_^;

というわけで、何よりも同人誌の入稿を優先させていただきたいと言うことで、ゴージャス宝田先生のインタビュー記事は、すいませんもう少しお待ちください。

今月中には必ず公開いたします。

しかし、自分で言うのも何ですがゴージャス宝田先生のインタビューはかなり面白いです。先生は今まで、OX、とらのあな、阿吽と3つもインタビューを受けてこられましたが、たぶん一番面白いです(笑)

同人誌原稿の方は半分ぐらい出来ていて、こんな感じです。

このシーンの本当の意味とは!?


本当に忙しい中、時間を割いてインタビューしていただいた訳なので、絶対面白い記事に仕上げたい気持ちで書き上げました。でも、その他の原稿がまだまだなんですよ〜(^_^;

というわけで、本当にすいませんが、もうしばらくお待ちください。
あ、ちなみにゴージャス宝田先生の新刊「そんっなに妊娠させたいの!」に収録されている、「ガハハも11」の中に、私こと稀見理都も出演しています(笑)

そんっなに妊娠させたいの!


さて、誰が私でしょうか??(どうでもいいって? ヒントは東雲龍先生!)