女流エロマンガ家に夢を追う!
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女子とエロ(接触編)

2009
ふたなり素人解剖学
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ども、ですます調が未だはっきりしない、稀見理都です。

このブログは私がフレームワークから作っていて、いまだ未完成状態ですが、今週は開発を進めていました。そのため記事の更新ができなかったんです、すいません(^_^;

さて、今日は少しふざけた記事を(笑)

私は「ふたなり」というジャンルが好きなんですが、「ふたなり」というテーマで記事を書くとなんか膨大になりそうなので、今日は医学的アプローチ(でも素人)を少し考えてみました。

そう言えばいつ頃から「ふたなり」というジャンルが好きになったのかと思い返してみたら、やはり起源はこのあたりにあったと思います。


奴隷戦士 マヤ このどんと(著)


先頃「愛蔵版」がでましたが、私が初めて「ふたなり」エロという物を意識し始めたマンガだったと思います。この頃はまだ「ふたなり」というキャラは一般的ではなく「ふたなり」という状態を説明するためのいろいろなストーリーの工夫がありました。

「奴隷戦士 マヤ」の場合は寄生虫のような虫を女性器に入れることで男性器が根付く?という、SF的設定がありました。何故チンコがあるのか? という理由付けがいろいろあった訳で、今のように何の説明もなしにキャラとして出してもいい時代ではなかったとは思います。

それ故、SF的な設定や、ファンタジー、哲学的な少し変わった話が多かったと思います。

さて「ふたなり」と言っていますが、ここで言う「ふたなり」は俗に言う医学的な「半陰陽」というものではなく、エロマンガの中だけに登場する「架空」の設定(性器)を持ったキャラを指します。男性器と女性器の両方を持っているキャラなので「ふたなり」であり、今回の記事ではあくまでマンガの中のキャラだけに限定します。

では、エロマンガにおける「ふたなり」にはどのようなタイプの「ふたなり」が登場するのかを具体的に見ていきましょう。


■ふたなりの代表的4パターン

ふたなりと言っても、エロマンガに出てくる「ふたなり」にはいろいろな性器構造を持ったキャラが出てきます。本当に細かく調べれば本当にいろんなタイプがあるのですが、今回はほぼ9割を占める代表的な4パターンについて解説します。

まずは下の図をご覧下さい。



雑な絵で申し訳ないが、エロマンガに登場するふたなりには、上記のAからDの4パターンが主に登場します。

正確な統計はもちろん取ってはいないですが「B」が一番多いような気はします。逆に「A」はあまり見ないような…
この辺はしっかり調査すべきですね。

また、作品としての統計とは別に、どのパターンが好きか?と言うのも面白い部分かもしれません。


■ありなしについての議論

「ふたなり」界では俗に「ありあり」「ありなし」など表現しますが、これは玉(睾丸)とクリトリスを示します。玉とクリトリスがあれば「ありあり」で、玉はないがクリトリスがある場合は「なしあり」なんて言ったりします。

まず玉ですが、玉についての議論はふたなり好きの人達でも活発に行われている話で、射精するのだからはやり睾丸(精巣)は必要だろう! いや、見た目によろしくないので個人的には理屈より、なしがいい! など、いろいろな意見があります。

また、ないという人でも、あれは「内蔵型」で膀胱の下や、人によっては腎臓あたりにある、と言う人もいます(^_^;

あと、もう一つのポイントとして「クリトリス」の存在があります。

クリなし派の意見は、クリトリスがペニスに成長、もしくは代替物として付いている故に、感度がクリトリス並に敏感で、より説得力がある! と言う人が多いです。
また、実際の「半陰陽」の人も基本的には、クリトリス肥大型の人が多いため、こちらの方がスタンダードだ! と思う人もいます。

逆に、クリトリスもペニスもあるタイプは、やはり2つあった方が気持ちよさそう、男と女の両方の気持ちよさが味わえるなどの、お得感を得られるという部分において支持する人が多いようです。

では、具体的なマンガで見てみましょう(ただ、モザイクが多いので結局はわかりにくいかもしれません(^_^;)

A)ありあり型

フタナリっ娘LOVE6 内一コマ じんじん(著)


「ありあり」のパターンですが、探してみると意外になかったです。しかし、クリトリスがあるのかないのか判定に困る表現もあるので、描いてはいないが実はある!みたいなパターンはあると思います。

サンプルの「じんじん」さんのキャラはペニスとクリトリスの2つが確実に描かれている「ありあり」パターンです。

B)なしあり型

フタナリの一コマ みなこなみ(著)


玉はありませんが、クリトリスがある「なしある」型です。
マンガの中では、クリトリスだけをいじるシーンもあり、体の特長をうまく生かしたストーリー展開になっています。

C)ありなし型

P総研の一コマ RaTe(著)


ふたなりと言えばRaTe氏を外すわけにはいきません。
P総研では、医学的な薬によって、クリトリスをペニスに成長させる、という設定なので確実にクリトリスはありません。ただ、玉はついてきます。故に「ありなし」型になります。

D)なしなし型

ふたなりイエスタディーの一コマ 完顔阿骨打(著)


こちらのふたなりの大家完顔阿骨打氏の中から一コマ。
ただ、クリトリスの明確な表現が見つからなかったので、もしかしたら付いていて見えていないだけかもしれませんが、そういう会話がなかったので、いちおう「なしなし」カテゴリーに入れてあります。ただ、玉は確実にありません。

と以上のように「ふたなり」には大きく分けて4つのパターンがあることを示しました。
今回はただ単に体の特徴だけを比べてみましたが、ふたなり独特のジェンダーフリー的な魅力を語るには、もちろん今回だけでは足りません(^_^;
しかし、今回はあくまで解剖学なので、さらに余計に突っ込んで「ふたなり」の内臓構造を少し考えてみます。しかし、あくまで素人思考で…


■ふたなりの断面図

近年のエロマンガの表現の一つに「断面図」という手法が多くなってきました。ただ、不思議なことに「ふたなり」エロマンガにおける断面図は非常に少ないです。それはやはり「ふたなり」という外性器は想像しやすいが、内性器(内臓)部分についてはあまり設定を行っていない、もしくはふたなりにおいては内部を表現する意味がない、と言う理由があるからではないでしょうか?

しかし、その難題などなんのその、ふたなりの断面図を描いている作家さんがいます。命わずか氏です(しかも女流)。


生えているお姉さんはすきですか?の一コマ 命わずか(著)


上の図は、ふたなり娘に2本差ししたときの断面図です。ただ、医学に詳しいひとなら一瞬でのけぞってしまう「とんでもない」断面図にはなっています(^_^;

男性器の尿道が精巣に直結していて、ある意味尿道がない。微妙に膀胱らしき物があるが(前立腺なのかな?)つながりは特になく、基本的に「そんな細かいことはどうでもいい、とにかく出しつつ、出されつつ!が見せたい」というのがひしひしと伝わってきます(^_^;

その極めっぷりが、彼女の同人誌のマンガに現れています。





彼女の同人誌「巨珍娘」には、ふたなりっ娘どうしのプレイとして、ひとりの子が相手のチンコの尿道にチンコを挿入するという、男性視点から見るとものすごく痛そうなプレイがあります。
そこでは、まるで尿道がマ○コのように描かれ、かつ射精先が精巣(でも、気持ちは膣)という人体構造的には明らかにおかしいつながりが描かれています。

しかし、そんなことはどうでもいい!(^_^;
ふたなりに理屈はいらない! よって、内部構造なんて考えるのは意味がない!「理屈じゃないんだ、感じるんだ!」という今回の企画を根底から否定されているような訴えが聞こえるぐらいです。

いや、実際そうだと思います。そもそもがファンタジーとして生まれたジャンル。もう彼ら、彼女らは、男でも女でもない新しい「生命体」なのでしょう(笑)


■といっても残る最大の謎

しかしながら私は昔から1つだけ疑問に思っていたことがあった。

「ふたなりの娘はどこからおしっこをするんだろう?」

ど〜でもいいことだが、不思議にふたなり娘がおしっこをするシーンという物が少なく、著者自体は尿道口が男性器側にあるのか、女性器側にあるのか考えているんだろうか?と疑問に思っていました。

解剖学的に考えると、男性器の尿道は前立腺あたりで射精道を合流するので、もし女性器側に尿道口があるならば、男性の尿道口は射精のみを行うだけの道が引かれることになる。

なんか、どことどこの線が繋がるのか?という訳のわからない迷路のようになってきた。

と、とにかく参考文献!参考文献!と探していると、チャット上で知り合いのマンガ家さんの「おりもとみまな」氏が貴重な情報を教えてくれた。
いや正確には、本人がそういうシーンを描いている、との事でその資料をいただいた(^_^;


メイドいんジャパン おりもとみまな(著)


メイドいんジャパン」は女装メイドとして修行する主人公が奮闘するエロコメディーだが、ふたなりキャラも出てきてなんと一緒におしっこするシーンが登場します。
そういえば、おりもと氏もふたなり娘話を得意とする作家さんであったことをすっかり忘れていました。(おりもとさんすいません(^_^;)

(c)おりもとみまな


見ての通り今回の場合は、ふたなり娘(左。右は男性)がチンコからおしっこをしている。ここに一つ、ふたなり娘は立ちションする!という新しい定説が確立された!(ホントか?)

といっても、おりもと氏が言うには「その方がおもしろいから」という理由らしいので、もちろん医学的な根伽があるわけでもなく、基本的には著者がどこからおしっこした方がストーリーとしておもしろいか、エロいか、という部分によって決定される物だとは思います。そう言う意味では、ふたなりには著者の「哲学」があるわけです!

ふたなりと言うジャンルは、性にとらわれない自由な発想、バリエーションと共に、描き手もいろいろな工夫、設定をこなし、読者もその何でもありの新しい「性」のとらえ方に共感して成長してきました。

なので、男女ともにファンの多いジャンルでもありますが、逆に「拒否反応」も多いBLにおける「女体化」のような位置にあります(^_^;

今回は、そんな事どうだっていいじゃん〜という部分をあえて考えてみましたが、決して粗探しのための企画ではなく、考察する方も自由で楽しいんだ!という視点で読んでいただければ、それはそれで話のネタになると思います(笑)

 
62 ero

Re:ふたなり素人解剖学
2chリアルふたなりの人のスレみると、チンコからおしっこするみたいですね。
0000-00-00 00:00:00 | CommentBy *
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