例年より過ごしやすい気候とはいえ、やはりコミケ3日目は熱い!
行ってきましたコミケ。「えろまんがけんきゅう(仮)」(フラクタル次元)としては初参加です。勢いで始めたこのブログと、勢いで応募したコミケ! そして、結果として完成した、熱くて厚い同人誌「エロマンガノゲンバ」は、はたしてどのくらい売れたのか?!
■おかげさまで持ち込んだ分は完売しました!
コミケ参加歴はもう無駄に長いし、
サークル参加歴も同じぐらい古いですが、今回ほど不安な気持ちで挑んだコミケは初めてでした。
いつもは自分が好きなもの(=他人にとってはどうでもいいもの)で、ひっそりとサブカル系で参加してきた。いや〜そういう意味では、熱いコミケの中で比較的まったりとした「
コミケ、スローライフ」を過ごしてきた訳ですよ。
多くても50〜80部ぐらいの本を持ち込んで、たま〜に本を買ってくれる人と
お話ししたり、友達が来ては10分ぐらい立ち話して、そして午後には、これまたまったりと、自分がチェックしたサークルを
ゆっくり回り、友達サークルさんに挨拶して、3時前には店をたたんで帰るという…
コミケに来るのに、
大手サークルに並んだ事すらない、オタクとしてはどうよ? 的な人間だった私ですが、今回だけは回りの人にいろいろ協力してもらった事もあり、期待と、責任と、プレッシャーを感じ評論系なのに、いつもの3倍ぐらい本を持ち込んだんです。
でも、前例のない「作家インタビュー集」という評論ジャンルで、いったいどのくらいの人がこの本に興味を持って買ってもらえるか、正直全く数字が読めない(^_^;
といっても、刷ってしまったものはしょうがない、長い時間をかけてでも少しずつでも売っていこうと、なかば弱気な姿勢で、送り返し用の「
送り状」までしっかり書いて参加したんですが…
なんと、持ち込んだ分は(献本用を残して)全てなくなりました!!ヽ(*°ω°)ノ
そして、人生の中でここまで忙しかったコミケは初めてでした。
応援の友達を呼んでおいて本当によかった…(^_^;
もちろん、大手サークルなんかに比べれば、雀の涙、猫の額、オタクの被服費ぐらい全く数字的には少ないですが、10分に1冊売れるというレベルから、30秒に1冊は売れるというペースは、私にとっては
パソコン通信から、ADSLに変わったぐらいの(どういう例えだ?)驚愕のスピードなのです(笑)
あとは、委託の「淫漫姫」も同じぐらいのペースで売れたので、実際は15秒に1冊という光通信時代へ!!
いや〜コミケってこんなに大変なんだ〜と、参加20年目にして始めて悟りましたよ(笑)
■同人誌の反応
どういう方がこの「エロマンガノゲンバ」に興味を持ってくれるか気になってたんですが、予想以上に女性の方が本を購入してくれて驚きました。
もちろん、見本誌を見て興味を持って買ってくれる方もいたんですが、明らかにチェックシート片手に「
新刊ください!」と買ってくれる女性の方が多く、それが頼まれたものなのかはわからなかったんですが、非常に驚いたし、嬉しかったです。
特集が「
ゴージャス宝田先生」だったというのもあるかもしれませんが、私としては読者は男性!と決めた訳でなく、なるべく多くの人に読んでもらいたかったので、ある意味嬉しい誤算でした。できれば、感想などが欲しいところです(^_^;
でも、なんと言っても一番嬉しかったのが「
ブログいつも見てます!」という応援の声!(;>_<;)
でも本当に亀更新で、言われる度に謝りっぱなしでしたが、それでもやっぱり嬉しかったです。コミケの醍醐味というか、対面販売の一番嬉しい部分は、こういう生の声を直接いただける事だと… ネット時代になっても、コミケの規模は年々大きくなる理由はやはり、こういう人間的な部分なんだな〜と、いつも思います。
そして、応援してくれた方に心からお礼を言いたいです。
ありがとうございました( ^_^)/
■いろんな人が…
このサイトでも、関係者には無料で献本します!と言ってたんですが、実は申し込み自体はあまりなかったんです。(5冊ぐらい?)
ああ〜業界の人にはやっぱりあまり興味はないのかな〜と、ちょっと凹んでたんですが、実際にコミケで売ってみると、本を買ったあとに「実は私●●出版社のもので…(^_^;」
ええええ〜そういう事は、最初に言ってよ!!ヽ(*°ω°)ノ
関係者には無料であげるんだから(笑)
といっても、会社命令で来た訳でなく、個人的に来てくれる関係者の方が結構多く、個人レベルで興味を持ってくれている人が直接挨拶に来てくれたのは、これまた嬉しい誤算でした。
そして、個人的にもの凄く嬉しかったのが、本業のエロマンガ家さんが直接来てくれて「
作家の●●と申しますが、ブログいつも見てます、同人誌楽しみにしていました!」と本を買いに来てくれた事です!!!(||゚Д゚)ヒィィィ!
いや〜そんな事言われたら「もう今死んでもいい!!」と、本気で思いましたよ!!
2人の作家さんがいらしてくれたんですが、もしかしたら名前は名乗ってくれなかったけど、他にもいたのかも…とか、勝手にあとから興奮しましたよ!
あ、もちろん作家さんは無料で献本です。
いろんな方に献本しまくって、なんか献本だけで
50冊ぐらい上げたかも(^_^;
そのせいで、
売上はかなり減ったけど(笑)
■コミケでは完売しましたが…
コミケでは持ち込んだ同人誌は完売したけど、委託在庫はまだあるようです。
以下、委託情報をもう一度書いておきますね。
とらのあなさんは在庫が何となく確認できて、まだ通販分はあるようです。お店売りは全国にあるのでわからないので、とりあえず行ってみてください(^_^;
都内でしたら、COMIC ZINさんが意外と穴場だと思います。秋葉店より新宿店のほうが残ってるかもしれません。
あと、現在でも関係者の方には無料で献本いたしますので、希望の方は
こちらからお申し込みください。