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横槍メンゴ先生 インタビュー

2013
【祝】ペンギンクラブ山賊版 300号への軌跡(編集部非公認)
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ども、稀見理都です。

昨日(2013年12月11日)発売になった「ペンギンクラブ山賊版」(富士美出版)ですが、めでたく今回の号で300号を迎えることとなりましたヽ(*°ω°)ノ

「ペンギンクラブ山賊版 2014年1月号」Vol.300 記念号?


美少女コミック雑誌で、300号を迎えた雑誌は、山賊版の兄雑誌?の「ペンギンクラブ」(通称:無印)しかありません。もう25年以上続いている雑誌になるわけです。これは、本誌でも大々的に特集を… と、ん?? な、なんと、表紙には300号を謳う文句などは特に見当たらず、何とも普通の号と変わらず落ち着き?

ペンギンクラブ300号の時は、さすがに「300号記念号」という冠はありましたが、それすらもない?


「ペンギンクラブ(無印) 300号記念号


祝「ペンギンクラブ」通巻300号 ペンクラ年代記

まさか、号数を間違えたかと思いきや、ちゃんと「Vol.300」とは小さく書いてあります(笑)

これはいけない!こんなアニバーサリーな号なんだからしっかり特集を組まなくては! と、代わりに私が「山賊版」簡単な年代記を勝手に記事にしましたので、「ペンギンクラブ山賊版」をふり返りつつ、最新号をゲットしましょう〜ヽ(*°ω°)ノ

簡単と言いつつ、かなり長い記事になってしまいました、すいません(^_^;
(ほとんど画像ですが)



■君はレモンエンジェルを知っているか!?

「ペンギンクラブ山賊版」が創刊されたのは、1988年11月。兄雑誌の「ペンギンクラブ(無印)」1986年創刊なので、遅れること2年。意外にすぐ創刊されているんです。

ペンギンクラブ山賊版 創刊号 1988年11月 増刊号


といっても、最初に創刊された号は、ペンギンクラブの増刊扱い。しかも、作家特集号という、まだマンガ雑誌のという形式ではなく、あくまで増刊扱いの特別号でした(まだロゴもできていない)。そのVol.1を飾った作家さんが、当時の人気作家でもあった「亜麻木硅先生」。

オールドエロマンガファンの方なら誰でも知っている、当時の人気作家さんですね。私も大好きで、未だに新刊が出たら買ってしまいます(^_^;

先生のか作品が3分の2を占める、作家特集号 カラーも多いよ!


目次はこんな感じです。

創刊号の目次 亜麻木先生+東・京都先生他


注目して欲しい点は一番上のマスコットキャラクター。
今後、表紙に登場するメインキャラクターは既に創刊号時点で決まっていたんです。そして、そのキャラクターデザインを手がけたのが「品川KID」先生だという事がわかります。 当時の無印ののっぺりとしたマスコットよりは、よりスタイリッシュでカッコイイ感じですね(笑)

さて、創刊号は「亜麻木硅先生」特集号という事もあり、先生へのインタビューや、特集記事など少し珍しい記事なども満載です。その中でも、これはと言うのが…

レモンエンジェルとの対談!


これまた、懐かし〜〜と、思ってしまった方は確実に四十路以上(笑) そう「ロンリーロンリーロンリーロリ〜♪」のレモンエンジェル3姉妹との対談記事が載っているではないですか(;゚∀゚)=3

当時オタクの間で爆発的に流行っていた、「くりいむレモン」等のエロアニメから派生した、アイドルユニットレモンエンジェル。当時、深夜アニメと言えば「レモンエンジェル」。亜麻木先生の作品がアニメ化したという事もあって対談が実現したんだと思いますが、なんとも懐かしすぎて涙が出ます(;>_<;)

す、すいません、暴走してしまいました。若い方にとっては昭和の老害かもしれませんが、それが1988年という年だったのです。

ちなみに、1988年は「ソウルオリンピック」があった年。消費税が導入される事が閣議決定された年でもあります。この年に生まれた子供はもう25歳ですか〜(^_^;

さて、300号を迎えた山賊版ですが、通巻の所を見ると「296号」となっています。この4号のズレはなんでしょう? そう、もうお気づきですね。単純に、雑誌としての創刊がVol.4からになるので、それまでは増刊扱いなわけです。

というわけで、一番最初の頃の山賊版の表紙を見てみましょう。

山賊版 1989年7月号


これは1989年7月号になります。Vol.6ですね。最初のロゴは大きな「P」に山賊版というロゴでした。

ん? まてよ、そもそも「山賊版」ってどういう意味だ? なんで山賊版なんだ? と、疑問に思う方がいると思います。実は私も正解は知らないのですが、一番有力な説として言われているのが、当時「少年ヤングマガジン」の増刊号で「ヤングマガジン海賊版」というものがありました。しかし、「海賊版」と名乗ってはいるもの、しっかりとした正規版で、なんとなく勝手にまがい品ものみたいな感覚にするために付けた、ジョーク的な創刊号があったんです。

そういうテイスト、自ら怪しいプレミアを付けて、ウイットなジョークとして楽しむ感覚があったのがバブルの時代の特徴でもあったのか、それを真似して「海賊」だったら「山賊」と、山賊版というネーミングにしたのではないかと言われています。

といっても、キャンディータイム海賊版、という海賊シリーズも出すんですけどね(笑)


■山賊版は「三峯徹」大先生のデビュー号でもあるぞ!

山賊版というと、もう一つエロマンガ界で重要な方がデビューされた雑誌でもあるんです。

そう、エロマンガ界の座敷童こと、ハガキ職人の「三峯徹」先生が、最初にハガキ投稿をして掲載された美少女コミック雑誌でもあるんです!ヽ(*°ω°)ノ

その記念すべき号がこれ!

ペンギンクラブ山賊版 1989年9月号


1989年9月号の読者投稿欄に、先生の初のハガキ絵投稿が掲載されています。

掲載ページ


最初に掲載された絵は、三峯仮面だった


これが初めてのハガキ絵投稿なのか?と言う疑問があったんですが、三峯先生に直接その事を確認したら、確かにこれが最初のハガキ絵投稿だという事だったので、間違いありません!

ただ「ハガキ絵」では初めてですが、文字投稿はこの1号前になるそうです。あと、よく誤解されていことですが、この投稿は初めての「美少女コミック雑誌」への投稿であって、ハガキ投稿自体は一般誌にもっと前からされています。その辺は誤解のないように…(^_^;



■コミケの規制、修正問題は1991年からあった

次のロゴが変わるのが1991年になります。このロゴが山賊版で一番なじみのあるロゴじゃないでしょうか?

ペンギンクラブ山賊版 1991年8月号


この号には面白いというか、今となっては非常に貴重な記事が掲載されています。

わいせつとは何か!?」という記事で、コミケの同人誌に関しての修正問題に触れています。

「わいせつとは何か!?」 決して今に始まったわけではない注目すべき記事


この記事を読むと、「え、今年の記事!?」と誤解するぐらい、内容が今でも通用するというか、ある意味20年何も変わっていない事が解る内容になっています。

1991年という年は、初めて成年コミックマークが導入された年。いわゆるオタクバッシングから始まった、有害図書排除運動が盛んになって、エロマンガ雑誌や同人界が非常に叩かれた時代でもありました。

そんな時期ゆえ、コミケ40は幕張メッセを追い出され、同人誌の修正に関してコミケットアピールの「連絡事項」内にて触れられた年でもありました。内容も、基準は商業の雑誌で、個々の責任で修正をお願いします、という実は今年と全く変わらない内容のお願いになっています。

このわいせつって何だ? という問いに、20年経っても未だに答えが出ていない、いや出してくれないのが日本国家なんですね。ほんと、情けないです…。


エロマンガバブルを牽引し、新しいステージへ…

さあ、ここからはスピードアップです。

各年代の表紙をふり返っていきましょう!!ヽ(*°ω°)ノ

1994年7月号


1995年5月号


1997年7月号


2000年1月号


2001年11月号


全部紹介すると誌面がとんでもないことになるので、代表的な号を…(^_^;

でも、その時代を象徴する代表的な作家さんが載っていることがよくわかりますね。ペンギンクラブ山賊版は、最初は弟分みたいな位置ではありましたが、もうこの頃になると、それぞれ独立した別々の雑誌ではないですが、1軍2軍のような差は全くなく、それぞれが一流の作家を抱えた強力な打線だったような気はしています。

しかし、逆に差別化というか、それぞれの雑誌の個性は?と言われると、なかなか答えるのが難しい部分があったとは思います。

そんな山賊版に、こんな作家さんが表紙を描かれたいたこともあります。

2003年10月号 なんと、月野定規先生が表紙を!


なんと、月野定規先生が一度だけ表紙を描かれたことがありました。この号は非常に貴重な号です(^_^;


さて、ペンギンクラブ、そして山賊版は、版元自体は「辰巳出版(当時)」ではありましたが、編集自体は、編プロの「コミックハウス」さんが行っていました。そもそも、ペンギンクラブを創刊するために作った会社がコミックハウスさんだったわけで、そういう意味では起点となった雑誌、看板となる雑誌ではありました。

しかし、編集の抜本的な見直し、編集態勢を変えるために、発展的改正と言うべきか、2004年頃を堺に編集時自体をコミックハウスから、辰巳出版内の自社編集へと切り替えが行われていくことになります。

以前、「ペンギンクラブ(無印)」は2006年11月号から、編集を辰巳出版移行したと書きましたが、山賊版は実はもう少し早く、2004年の中頃ごろから一気ではなく、段階的に移行されて2004年の後半頃からは自社編集へと移り変わりました。

2004年8月号


2004年9月号


この号のロゴは、1度しか使われていない貴重なロゴですね!

2004年11月号


表紙のデザインの変化がわかりますでしょうか? この微妙な変化に気づいた方はかなりの通です(笑)

そいうわけで、山賊版に関しては2005年あたりからが、新生山賊版となり、内容なども一新され新しいスタートを切ったと言ったもいいでしょう!

新しいスタートを切ったという意味では、ここで新キャラが登場しています。そうです、雑誌のマスコットです(笑)

早野りんた先生考案?「山賊たん」の登場


初代マスコットに変わり、新生マスコットの「山賊たん」が登場します(笑)
どの辺が山賊?ということは、とりあえず置いておきましょう(^_^;

では、新生山賊版のラインナップを紹介!!

2005年2月号


ほぼ初代表紙を飾った「みうらたけひろ先生」

そして、2005年9月に記念すべき200号を迎えます!

2005年9月号 記念すべき200号!


みうら先生の次に表紙を飾ったのは「真鍋譲治先生」



真鍋先生の次は「本田直樹先生」!!

2007年7月号


そして「シノ先生」

2008年1月号


「赤賀博隆先生」

2011年12月号


さて、細かいですがこの号が今までとちょっと違うことがわかりますでしょうか?
この号が実はデジタル配信版の表紙になります。辰巳さんはこの頃から電子配信も行うようになったんですが、電子と一般書籍だと若干表紙が代わってくる点があります。

それは、価格の表示無いことです。(細かく言えば、通巻表示もありません)

何故価格表示がないかというと、デジタル配信の場合セールなどの時限的価格変化があり、価格を表示するとその変化に対応できないので、最初からデザインに価格を表記しないようにしている、と思われます。

さらに細かいですが、2012年7月号から、版元が辰巳出版から、富士美出版に変更されています。もちろん、表記の変更だけで編集自体は何の変化もありません。

そして、現在の山賊版の表紙を描かれている「キグナス先生」へと最後のバトンタッチです!

2013年2月号



■ペンクラは美少女コミックの物価の優等生!

とま〜〜ものすごく、一気にふり返ってみましたが、いかがだったでしょうか?(^_^; 本当はもっといろいろ書きたいことはあるんですが、さすがに300号、表紙をふり返るだけでこんなにスペースを取ってしまいます。いや、それだけ歴史がある雑誌という事ではあるわけですね。

創刊当時から追っている自分がいかに年を取るかわかります…orz

そうそう、ペンクラもそうですが、山賊版は創刊当時300円で、最新号は390円なので、この25年を経ても90円しか価格が上がっていない、いわばエロマンガ雑誌の物価の優等生なんですよね(^_^;

1冊1000円近い雑誌もある中で、この価格はやっぱり嬉しいですよ。コンビニ誌ではあるので決してハード路線のエロマンガ雑誌ではないですが、価格といい、買い易さといい是非とも若いエロマンガ初心者に読んでもらいたい雑誌ですね。もちろん、オールドファンもね(笑)

そして、「えろまんがけんきゅう(仮)」も、今後とも「ペンギンクラブ(無印)」同様、山賊版も応援させていただきます!
(なので、何か企画があったら是非!(^_^;)

次は、ペンギンクラブ30周年かな??


 
43 ero

Re:【祝】ペンギンクラブ山賊版 300号への軌跡(編集部非公認)
> ペンギンクラブ山賊版で2000年5・6・7・8
> 号の表紙を出来たら載せて頂きたいのですがmーーm。
すいません、すぐには出せないのですが、どこかにはあると思います。もしよろしければ、この号が見たい理由などを教えて頂けますか?
2015-06-08 08:41:11 | CommentBy 稀見理都
Re:【祝】ペンギンクラブ山賊版 300号への軌跡(編集部非公認)
はじめまして、ペンギンクラブ山賊版で2000年5・6・7・8
号の表紙を出来たら載せて頂きたいのですがmーーm。
2015-06-08 08:38:27 | CommentBy ゆう
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