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オナニーはセックスに勝るか?!

2008
私的(成人向け)10大ニュース その1
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とかく年末は1年を振り返りたくなるものです。
何とかベスト10とか、10大ニュースとかそういうネタですね。、ま〜ブログを開設していきなり「まとめ」というのも変ですが、あくまで私的に感じた、今年の「オタク10大性的ニュース」を挙げてみたいと思います。


エロマンガレビューの方がよく行う「エロマンガベスト10」みたいな企画も考えたのですが、僕なんかの読んでいるマンガの量でベストを決めるなんて、誠におこがましいので、企画を少し変えてみました。

と言いつつも10個以上ありますが、特に順位はありません。
自分がSNSなどに書いていた過去日記を眺めて、思い出しながら抜き出してみました…

■女装ブーム



これは、リアルに女装をする人が増えたということから、女装子というキャラ(女の子にしか見えない女装した男性が登場するマンガ)、女装を指南する解説書など全てを含みます。

もちろん、女装という「フェチ」は今までもニッチなジャンルではありましたが、今年はそれが比較的表に出てきた、というかオタクフェチの一ジャンルとして確立したような年でした。

女装自体は変身願望、露出願望、抑圧からの解放というリアルフェチを含むものでしたが、そこにオタク要素が加わると、コスプレの延長、好きなキャラへの偏愛、ジェンダーレス願望などのオタクフェチが加わってくるのではないでしょうか?

また、マンガにおける女装子キャラは「かわいいは正義!」という思想に基づいていて、男でも見た目がかわいければ、妄想(フェチ)の対象になりうる!という新しい主張でもあります。(個人的にはダメなんですが(^_^; 女の子だけどチ○コ付いてる!のほうが萌えるんです…)


■キョン子現象(性転換キャラ萌え)



「女体化」だと思っていたジャンルですが、彼女(キョン子)自体の設定は生まれながらにして、女性であるようです。元々は男性だったのが、何らかの(魔法、設定、突然変異)原因で女体化したわけでないという設定は、確かに少し新しいとは思いました。

元々は「ニコニコ動画」の一動画としてアップされた作品があまりにもできがよくて、話題になり派生物がたくさんできて、1つのジャンルとなった物ではあります。

「女体化」は得てして女性向けジャンルとしては歴史の古い物であり、BLの延長というだけでもなく、いろんな形が存在していました。
男性を女性化する!というドリームは女性の中の1つのフェチであり、それを支持する、また拒絶する人が比較的はっきり出る部分でもあります。

ここにも1つの「かわいいは正義!」理論が見え隠れしています。そういう意味では、今回の「キョン子」は男性にも比較的支持された現象にはなりました。女装ブームと若干リンクしている部分はあるとは思います。

しかし「女体化」というフェチは女性特有のジェンダー思考故に、個人的には興味深いジャンルの1つではあります。
(関係ありませんが、僕は学生の時に同じ部活の子によく勝手に化粧をされましたが、女性が男性を飾り立てたくなる気持ちがいまいちよくわかりません(^_^;)


■少女マテリアル現象



今回のニュースの中で「唯一」成人マンガからのエントリーです(^_^;

今年もたくさんエロマンガが発売されました。もちろんその全部を追うことは不可能ですし、その中でベスト10などはとても決められません(^_^;
しかし、その周辺の現象としてみた場合に非常に目立った現象としては、この「少女マテリアル」の発売と、そのメガヒットが挙げられると思います。

決してもの凄く絵がうまいわけでもなく(いやうまいと思うけど)、そんなにエロくもないのに(いや話もエロいは思う)発売延期を2度も行い、発売後もメガヒットしたエロマンガは、今年はこの少女マテリアルぐらいだったんじゃないでしょうか?(世徒ゆうきの新刊はどうだったんだ?)

エロマンガが、エロとは違う部分(いや、本当にそうなのかという部分においても)でメガヒットになる、というパターンをどう理解するか? 抜き専門エロでないマンガがここまで注目を浴びると言う事の背景に、エロマンガのアートとしての意味、性欲を越えた魅力などいろいろなことが考えられます。 (鳴子ハナハルさんが、アニメのキャラデザインや、一般向けのマンガでもファンが多かったという部分も確かにあったとは思います)

去年の「キャンノン先生」現象と同じく、エロを越えたエロ!という命題でいろいろ考えてみるのは面白いとは思いました。(いやキャンノン先生はエロいですが(^_^;)

■ないしょのつぼみ(性教育ブーム?)




「ないしょのつぼみ」やぶうち優(著)がアキバでちょっとしたメガヒットになったという話題。ないしょのつぼみは、小学5年生で連載されていた、小学生用「性教育的」マンガ。

しかしそれがどういう訳か、大きなお友達にも人気が出てしまったという、子供向けだったはずが、大きなお友達へ飛び火しまったという部分がメディアでもニュースになった。

いままでもそういう現象は多かったが、これは個人的な意見では「やぶうち派」の男性(もともと絵が男性にも受けやすいかわいい絵だったので人気があった)が水色時代(やぶうち優の出世作)を思い出して再びそこに萌えを見た!と言うのが正解じゃないだろうか?(^_^;

あとは、女の子向け性教育という、小学生時代にないがしろにされた男子達ののぞき見的興味ではないかという人考え方をする人もいるけど、何となく微妙な気がする…


■「30歳の保健体育」アマゾンで売上第1位!



こちらも性教育といえば同じジャンル。しかし、問題としている現象は、この本が予想に反して「バカ売れ」してアマゾンで瞬間売上第1位を記録したことだ。

ま、店頭で非常に買いにくい!という理由でアマゾンでよく売れた!というのはわからないでもない(私は店頭で買ったぞ!(笑))。
しかし、それでも出版元も驚く売れ行きの、この現象自体に興味があった。

内容は、オタク向けの性教育で、セックスに至るまでの行動、セックス自体の解説、セックスをマンネリ化させない工夫、など… セックスする相手がいない人が読んでも何の勉強にもならない内容(笑)
でも、これは恋愛指南書ではない!と前書きにもあるように、恋愛部分(彼女を作るための方法)は最小限にとどめ、主にその先の性教育に特化している。
恋愛自体は、いくらでも他に似たようなハウツー本があるので、今回はあえてその作を重視したと言うことだ。

確かに本のタイトルは「保健体育」なので、恋愛本ではないとは納得できる。

どちらかというと、彼女を作るための指南書の方が必要な人が多そうなのに、この本が売れる理由は、「ネタ」としての価値、単なる興味、他人のセックス感ののぞき見、また恋愛指南書は恥ずかしくて買えないが、オタク向け!と言うレッテル故に読んでみたいという、思考が働いたのでは? と考えてはいるが、はたしてどうなのであろうか?

また、オタクの恋愛観、セックス感という物を考える上で、この現象は非常に面白い現象だったと言えよう。


■淫漫王発売!!(同人誌)



「ネ申」本(笑)
この同人誌がある意味僕の創作心に火を付けた。嫉妬した。そして、ブログ開設を決意させたといても過言ではない。
エロマンガを愛する「同志」がこんなにもたくさんいて、たくさんの愛を注いでいる、というすばらしい本。

「エロマンガ抜き至上主義」の上をいく新しいエロマンガへの価値観を共有できるみんなの記事を読める幸せ。そして、こういう本が「同人誌」から生まれた!という喜び。

これは、個人的には今年のトップクラスの事件でした。

■URANさん処女本発売!




お友達のURANさんが初単行本(処女単行本)を出したことは、かなり個人的な出来事だけど、非常に嬉しい出来事であった。

というのも、URANさんが同人作家をしていた頃に知り合い、デビュー前から同人誌の内容を感想として送っていた経緯があり(よかったところと、アドバイス的な部分)、URANさんがデビューし、初単行本を出すという流れを影ながら応援してきたので、やはり思い入れが強い。

知り合いでマンガ家の人は確かに多いが、デビューする前から付き合いがあり、その人がデビューし、単行本を出すという人はいない故に、嬉しさも倍増だ!

ちなみに、写真はは単行本を発売した時の「おめでとう飲み会」をやった時の模様。刺身盛り合わせを前にして「女体盛り〜」とバカに盛り上がっていた(笑)

URAN-FACTORY
続きます…
 
9 ero

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