ども、
稀見理都です。
報告が遅れましたが、コミトレなどを含む関西地方への旅のまとめを…
とりあえず、コミトレ自体は初めての4号館(いつもは5号館)。4号館は灼熱地獄と聞いていたので、暑さ対策などをいろいろして行ったんですが、空調が治ったとかで、非常に
涼しい快適空間w いや〜こんなに汗をかかない即売会は初めてだったかも!
で、ありがたいことに持ち込んだ新刊・既刊はほぼ完売でした(*´∇`*)
いつもながや大阪の人は
みんな優しいです!
いつもは直前に来て、すぐにとんぼ返りの関西旅行なんですが、今回はJRの
18きっぷ期間内という事で、実は2日も早く関西入り。しかも、途中名古屋にも寄ってきました。
どうでもいいことかもしれませんが、その辺を少しだけ旅日記という事で〜
■甘い食べ物と甘酸っぱい話?
18きっぷと言えば、
鈍行乗り放題。速くなくとも、乗り降り自由が魅力。横浜を出発し、
乗り継ぎ4回で夕方に名古屋に到着。
名古屋に降り立った理由は「
コメダ珈琲」に行って、これを食べること!
名古屋に行くのでお勧めある? と聞いて、一番言われた食べ物がこれだったので、名古屋駅に
一番近い店舗に駆け込み、さっそく注文!!
いや〜アイスもそうだけど、下のパンケーキも甘い甘い。でも、とってもうまかったぞ! モーニングだったら、もっといろいろ付いてきたんだうな〜
あと、ホントは噂の「
マウンテン」も勧められたし、行きたかったんだけど、お店結構遠いのよね。時間的に無理だったので、それは諦めて名古屋の作家友達と飲み会。その日は
岐阜に宿を取って、そのまま就寝〜
そして即売会前々日に京都入り。今回の拠点となる宿が京都にあるからだけど、今回のたびのもう一つの目的「エロマンガの勉強会」をするためだ!
■エロマンガの研究は、実はまだ始まってすらいない…
以前、京都在住の知り合いのマンガ研究者の人に、秋に大阪に行く!と言ったら、宿やっているので泊まりに来るついでに、勉強会でもしましょう!と言う話になった。
その知り合いは、ちょっとしたシェアハウスのようなものを運営していて、そこは格安の宿泊施設としても利用できる。でもって、京都を含め関西には意外に
マンガ研究が盛んな地でもあり、研究者グループなどの部会(勉強会)なども結構行われているらしい。
でも、エロマンガというジャンルになると、研究している人はほとんど皆無状態。規制問題などと合わせて語られることはたまにあるが、エロマンガを主軸に置いた研究と研究者は聞いた事が無い。これは、最近急速に増えつつある「BLマンガ」の研究&研究者の数にどんどん水をあけられてしまっている状態。
というわけで、他のジャンルとの相互的な情報共有という側面も踏まえて、僕が「エロマンガ(主に美少女コミック)」の大まかな歴史と変遷、そして表現論などを講義する形で、勉強会を行う事になった。
集まっていただいたのは計7名。マンガ研究者から、ゼミ生、社会学研究者、その他エロマンガには詳しくないけど、興味のある方々。
この日のために大量に貴重なマンガや雑誌などを
持ち込んで、当日の資料にした。
基本的には、美少女コミックの黎明期(1970年始め)から0年代までの大まかな流れ、そしてキーポイントとなる出来事や、研究対象などを発表した。
エロマンガ研究を始めようにも、誰もが閲覧できるようなまともなアーカイブ、データベースが実はまだほとんどそろっていないのが現状で、こういう状態こそが研究のとっかかりをなかなかつかめない原因でもある。
自分も、まだそのアーカイブの整理段階で、基礎研究というか基礎調査段階なのだ。
それでも、僕が知っている範囲のアーカイブでも、そこから内容や重要性などにより多くの人が興味を持ってくれて、少しでも研究が活発になってくれれば嬉しい、とは思う。そう、エロマンガ研究はまだ始まってすらいないのだからw
■だがその高さじゃ日本じゃ二番目だ!
蛇足です。大阪に行ったら、建設中の「
あべのハスカル」タワーが見えました。
写真を撮った時には知らなかったのですが、後でニュースを読んだら、いつの間にかい本で一番高いビルになっていてびっくり。話が横浜の「
ランドマークタワー」の日本1位の称号がついに陥落してしまっていた…orz
ま、でも行きますよ、完成したら。これでも、無類のタワー好きですからw
でも、高さにして4mぐらいの差なんですよね〜。ランドマークの上に屋上ハウスでも立てたら抜けるんじゃないですか?(でも、きっと航空法でダメ)